サイトトップ > ブルーベリーの効能のうわさ
スポンサードリンク
ブルーベリーで目がよくなるのか
ブルーベリーの効能のうわさ
もともとブルーベリーはアメリカやヨーロッパではごく一般的な果物として愛用されていますが、日本ではあまり馴染みの少なかった果物のひとつだと言えます。今でも生のブルーベリーを普通のぶどうやいちごと同じように買っているという人はあまりいないと思います。
ところが最近は「目にいい」、「目がよくなる」ということが喧伝され、サプリメントでもかなり注目されるようになっています。実は「ブルーベリーを食べると目にいい」と言われだしたのは、第二次世界大戦の頃だったそうで、あるイギリス空軍のパイロットはブルーベリージャムが大好きで、毎日大量に食べていたところ、いつからか暗い場所でもよく物が見えるようになったと上官に報告した、という話しだったそうです。
これが単なるうわさなのか真実なのかはさておき、こうした現象に興味を持ったフランスやイタリアの科学者が実際に研究を開始して、ブルーベリーに含まれるアントシアニンという色素が、目の働きを助けることを発見したとされています。
アントシアニンは、植物界で広く存在している色素で、果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称であるアントシアンの中で、アントシアニジンがアグリコンとして糖や糖鎖と結合した配糖体成分です。
これは高等植物においては普遍的な物質で、花や果実の色を表現するのに役立っています。又、フラボノイドの一種でもあり、抗酸化物質としても知られています。更にアントシアニンは網膜にある光の刺激を神経信号に変換する色素の合成を補助します。但し、摂取後4時間ほどで即効性がありますが、効果の持続時間は短くて、24時間程度しかありません。
このようにブルーベリーは本当に目にもいい食べ物だったわけですが、1日に120mg程度(生なら25粒ほど)を毎日摂取する必要があり、効率のいいサプリメントは必要不可欠だったのかもしれません。
ブルーベリーで目がよくなるのか